大棗(たいそう/なつめ)の解説
このページでは、薬草の大棗(たいそう/なつめ)についてご紹介します。
大棗(たいそう/なつめ)の解説
大棗(たいそう/なつめ)
味甘。性温。
棗は日本でもよく庭に植えられているが、中国では子供の誕生にこの樹を植えて、嫁ぐときに持参するという風習がある。
漢方処方として煎じ薬に使用される際は乾燥して刻まれた状態のものを煎じて服するが、
棗の実を乾燥させたものは、そのまま食べることもできる。
虫やカビがつきやすいので保管には注意が必要。
大棗(たいそう/なつめ)の煎じ方
3~5グラムを目安に煎じる
水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが1日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを2~3回に分けて飲むようにしてください。
※煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
※医薬品として購入した場合の服用方法は製品の表記に従ってください。