黄耆(オウギ)の解説
このページでは、薬草の黄耆(オウギ)についてご紹介します。
- 第2類医薬品 衛益顆粒
黄耆(オウギ)の解説
黄耆(オウギ)
味甘。性微温。帰経は脾・肺。
アメリカではアストラガルスという名で健康食品にも利用され、アンチエイジングや男性用強壮剤として利用されている。
日本でもオウギの葉をペイチー茶と称し、健康茶として市販されている。
漢方処方では根の部分を使用し、補気・止汗等のために、疲労倦怠、盗汗、自汗などに用いる。
『神農本草経では「上品」として収載される。
漢方薬の処方としては、玉弊風散(イスクラ衛益顆粒)のほか、帰脾湯、十全大補湯、補中益気湯、七物降下湯、防已黄耆湯、黄耆建中湯など。
近年、オウギに含まれる成分としてγアミノ酪酸(ギャバ/GABA)も注目されている。
黄耆(オウギ)の煎じ方
3~10グラムを目安に煎じる
水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが1日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを2~3回に分けて飲むようにしてください。
※煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
※医薬品として購入した場合の服用方法は製品の表記に従ってください。