黄柏(おうばく/キハダ)の解説
このページでは、薬草の黄柏(おうばく/キハダ)についてご紹介します。
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- 第2類医薬品
オウゲインN
(黄連解毒湯) - 第3類医薬品
御陀羅尼助丸
(おんだらにすけがん)
黄柏(おうばく/キハダ)の解説
黄柏(おうばく/キハダ)
味苦。性寒。帰経は腎・膀胱・大腸
黄柏は黄檗または黄檗とも記され、キハダ、シコロという名もある。
キハダという名は樹皮を剥ぐと内側が黄色いことをあらわしていて、古くから染料としても用いられていた。
樹皮にはアルカロイドのベルベリンなどが含まれる。
古来より日本各地でオウバクを主成分とする民間薬が多くあり、「お百草」「だらにすけ(陀羅尼助丸)」などが有名なものは現在も販売されている。
化膿症や炎症のある場合に使用する外用薬の「中黄膏」には、オウバクが含まれている。
漢方処方としては、虚熱(消耗性疾患における発熱)を清熱することを目標に(滋陰降火湯)、あるいはほてりなどの症状にも、知母などとともに配合されている(知柏地黄丸:知柏壮健丸)。
黄柏(おうばく/キハダ)の煎じ方
2~3グラムを目安に煎じる
水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが1日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを2~3回に分けて飲むようにしてください。
※煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
※医薬品として購入した場合の服用方法は製品の表記に従ってください。