このページでは、薬草の金銀花(キンギンカ/スイカズラ)についてご紹介します。

金銀花(キンギンカ/スイカズラ)の解説

金銀花(キンギンカ/スイカズラ)

金銀花(キンギンカ)は、スイカズラの花蕾を用いる。漢方では、解表・清熱解毒の効能がある。
茎葉は生薬名忍冬といい同様の効能があるとされているが、一般に花の方が清熱解毒の効能が優れていると言われている。
寒気の風邪には葛根湯が第一選択で、喉の痛みや熱の風邪には金銀花や連翹を含んだ銀翹散（銀翹風熱丸）が第一選択である。

金銀花(キンギンカ)の煎じ方

2～3グラムを目安に煎じる

水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火～弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが１日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを２～３回に分けて飲むようにしてください。
※煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
※使用方法は製品の表記を優先してください。

容器は、土瓶や鍋・ヤカンなどを使用し、鉄製や銅製のものは使わないで下さい。

煎じ液を保存する際は粗熱が取れてからラップ等で蓋をして冷蔵庫に保存して下さい

保存したものを服用する際は、可能なら温めて服用して下さい

作り置きは２日程度にとどめて、長期保存はしないようにして下さい