訶子(カシ/みろばらん)の解説

訶子(カシ/みろばらん)

味は苦・酸。性平。

訶子はタンニンの含有量が多く、タンニンの成分としてケブリン酸など、関連ポリフェノールとしてエラグ酸などが含まれている。
カシは、本来はインドの伝承医学アーユルヴェーダの主要な薬物であった。
漢方では、発声しすぎてため声がかれたものには連翹(レンギョウ)・桔梗・甘草などと配合する（響声破笛丸）。

訶子(カシ/みろばらん)の煎じ方

2～5グラムを目安に煎じる

水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火～弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが１日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを２～３回に分けて飲むようにしてください。
※煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
※医薬品として購入した場合の服用方法は製品の表記に従ってください。