半夏(ハンゲ)の解説
このページでは、薬草の半夏(ハンゲ)についてご紹介します。
半夏(ハンゲ)の解説
半夏(ハンゲ)
サトイモ科カラスビシャクの球茎を用いる。夏の半ばに花をつける薬草。
生で用いると弱い毒性や刺激性があるため、中国では一般的に修治した製半夏を用いる。生の半夏を用いるときは生姜と配合し、半夏による口腔内のしびれ感や灼熱感、嗄声などの症状を緩和する。
半夏(ハンゲ)の煎じ方
5~10グラムを目安に煎じる※
※生で用いると弱い毒性や刺激性があるため、漢方では修治した半夏を用いたり、煎じの処方も生姜と配合し毒性を緩和するのが一般的です。
水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが1日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを2~3回に分けて飲むようにしてください。
・煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
・医薬品として購入した場合の服用方法は製品の表記に従ってください。